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【読書】最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

著者:堀江貴文

2022年1月31日発行

 

 

学びまとめ

自分に正直になる習慣

自分が夢中になれることに集中する。

損得勘定や先々の生活のことを考えることを止める。

生活はどうにでもなる。

いきなり長距離を走ろうとするのではなく、いけそうな距離まで走る。

 

やりたいことが見つからない理由

  1. 自分に正直になれていない
    まず自分の内面を知れ、周りの真似ばかりするな
  2. やりたいことはあるけどどうしたらいいかわからない
    情報が不足しているだけ
  3. やりたいことはあるけど溜め込んでいる
    「いつかやる」ではなく今やる

 

点を打つ習慣を身に着ける

スティーブ・ジョブズのスピーチ

「未来をあらかじめ予測して、点と点をつなぎ合わせることはできない。のちのち過去を振り返ったとき、点と点はつながるだけだ。だから、いまやっていることを信じて、実を結ぶと信じて、行動するしかない」

点は思いがけないかたちでつながってビジネスチャンスになっていく

 

イデアは希少性ではなくネタ数

イデア掛け合わせによって新しいものが生まれる

情報収集で心がけていること

  • 興味をひかれた話題はアウトプットする
    ⇒記憶に残りやすくなり、同じ関心を持つ人が集まってくる
  • 興味関心に少しでも付随する情報は取り入れる
    ⇒なじみのないジャンルに触れることで偶発的なひらめきを起こす

 

楽しく暮らしている方が仕事もうまくいく

楽しく暮らす⇒仕事がうまくいく には因果関係がある

遊びから仕事のアイデアが転がり込んでくる

人と会うことでフィジカルな情報を得る

 

リソースは全部突っ込むのが合理的

イデア実行に全リソース(金・時間・体力・知識・経験)を突っ込む

物欲に走らなければ生活費はいくらでも縮減可能、浮いたら自己投資に回す

 

時間の密度を上げるためにすきま時間を有効活用する

以下は全部すきま時間として使える

  • 移動時間
  • 次の予定までの待ち時間
  • 待ち合わせ相手を待っている間
  • 食事をオーダーして運ばれてくるまでの間
  • 病院での診療待ち時間

すきま時間を活用すると、制限時間内にやり遂げるという意思が働くので集中できる

※人は時間がある分だけ使って作業をしてしまう

 

形骸化された儀式や礼節は全部避ける

「この作業は必要か?」「この行為に意味はあるのか?」と疑問が湧いたら、正しい

  • だらだらと進む会議
  • メールの時候の挨拶

仕事のプロセスは簡素であればあるほどいい

 

人間関係には賞味期限がある

人生のフェーズはどんどん変わっていき、付き合う相手も変わっていく

人間関係も更新していく必要がある

面倒な・嫌な人間関係は断ち切る!

 

SNSは「使わない」ではなく「どう使うか」

SNSを取り巻く問題に対処するためには、「SNSを使わない」ではなく「使い方を変える」。

将来、SNSなどのデジタルを使わないことはできない(できてもリスクが大きい)。

  • 情報の受け取り方、誤情報の見極め方
  • 誹謗中傷に対する対応の仕方
  • SNS中毒になっている場合は、使う時間の制限

など。

 

振り返り

イデアは準備された者の心に降り立つ

本書にあった言葉。これは新規事業の業務をやっているときに身に染みて感じた。

「アイデア」って、急にポンっと頭に降りてくるイメージを持っていると思う。

でもそうじゃなくて、アイデアというのは、考えて行動して考えて行動してを繰り返した者にだけ振ってくる。

だから、「アイデアが降りてくるまで寝て待ってるわ」みたいな人には一生降りてこない。これは体験した。

 

誠実に向き合うプロセスってすごく大事。

 

寿司職人の話

寿司職人になるには、「飯炊き3年、握り8年」らしい。

寿司職人に限らず、昔ながらの職人と呼ばれる人たちは、弟子に自ら教えることをせず、「背中を見て覚えろ」と言う。

〇年間はひたすら雑用で、包丁を握らせてもらえない、みたいな話も聞く。

でも確かにそれって「なんで?」って感じだよな。

会社にもよくいる、「俺がそうだったから後輩も同じ経験をしろ」っていうクソ先輩とよく似ている。

目的とプロセスをごっちゃにしてはダメ。

 

ホリエモン、実はメンタル弱い話

本書の中で、ホリエモンは「ビッグ・ファイブ理論」の因子の中で「神経病的傾向」の割合が高いらしい。

他の人よりもホリエモンはストレスを感じやすい繊細タイプなんだそうな。

ホリエモンはそれを自覚していて、だからこそ「嘘をつかない」と決めているらしい。

 

だから、あんなに話し方がズバッとしてるんか…

 

自分を知ることってめっちゃ大事。そこからマイルールを作ること、これも大事。

 

「良いストレス」の話

社会人になりたての時、ストレスで胃炎になったり精神科に通うことになった。

その時、医者から「なるべくストレス溜めないでね」と言われたけど、

「ストレス溜めないようにするには、仕事辞めるしかなくない!?適当なこと言ってんじゃねー!」

って悪態ついてた日を思い出す。

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあるらしい。

新しいことに挑戦しようとしたり、未知の体験をするときに感じるストレスは、良いストレスらしい。

当時これを知っていたら、もっとわくわくできる仕事に転職するという方法も考えられたのかもしれない。

 

「不安」ではなく「暇」説

ちょっとでも心にスキができると、過去の後悔または未来の不安ばかり考えてしまうのが人間。

常に不安にさいなまれている人は、もしかしたら暇なのかもって書いてあってドキッとした。

 

いやーまじでそうかも。仕事に集中してたら、「お金なくなるかも…」なんて不安なくなるのよな。

なくなるというか、考える暇がないって感じ。

私、まさに暇だからアレコレ未来を想像して焦ってしまっている節ある。

暇なら動けカス

 

なるようになれ

本書の中で、

だいじょうぶだ。行き着くところに行き着く。なるようになる。なるようになってしまう。

『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』堀江貴文

という文章を見つけて、すごく心が軽くなった。

長期目標なんてなくていい、今夢中になれることに全リソースを使って取り組むこと、これをしていれば、なんとかなるといいな。