読書・映画記録

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【読書】39歳からのシン教養

39歳からのシン教養

著者:成毛 眞 

2022年6月20日発行

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学びまとめ

ググるという学び方

今、教養を身に着けようと思ったら、授業やセミナー参加ではなくネットの方がはるかに効率が良い

ググる力が無いとこの先やってけないとも言う

 

Wikipedia超優秀説

だいたいのことはWikiに書いてある!

昔はWikiの信ぴょう性に批判の声もあったが、今のWikiは出典もちゃんと載せてあり、かなり優秀。

論文ではなく自身の知識として身に着けるなら十分な媒体である。

(そういえば、私も大学の卒論を書くときに「Wiki禁止令」出てたなあ)

 

答えのないものはググるメリットがない。

 

テレビ×Wikiで深く学ぶ

テレビで気になるキーワードを拾い、Wikiでググって理解を深める。

テレビ=NHK教養テレビ、BSプレミアム・総合テレビの教養番組がよい

「なんだろう?」と思ったキーワードをメモして、ネットで調べる。

 

SmartNewsでタイトル流し見

トップニュースのタイトルだけ見てニュースを理解する。

(スマニューはAIで機械的にニュースを提示しており、人の編集が入っていない)

ニュースの中で気になったものをググる

 

データ・ファクトがすべて

ライターによる主観や感情が入っている記事は読まない。

裏付けや調査がしっかりされている推しライターを見つけるとスムーズ。

 

Youtubeを最大活用する

海外現地にいるYoutuberの動画の方が、新聞よりも生々しく情報量が多い。

また英会話などを学ぶ時も、生きた英語を使っているYoutube動画を見た方が良い。

 

難しいテーマは画像で学ぶ

テキストで説明されても良くわからないことは、画像検索して画像で理解する。

※特に理系テーマ

 

目的逆算思考

「○○に旅行に行くから、その土地の歴史を調べる」

「落語や歌舞伎を見る前に、古典芸能についてググる

など。

目的がある=興味があることなので頭に入りやすい(と思う)

 

情報は月1でアップデートが必要

情報は常にアップデートされ、今自分の頭の中にある知識はどんどん古くなる

月1で同じキーワードを再度ググってアップデートする

 

海外記事はGoogle翻訳をフル活用

日本語の海外記事だと得られない情報も多い

Google翻訳でざっと全体を見て、見るべき情報か判断

→表現が分かりにくいところは原文に触れる

 

振り返り

地頭のいい人ってこういう人を言う

「成績がいい人」ではなく、「地頭がいい人」って、こうやって学ぶんだよなあ~~と思いながら読んでいました。

言われて勉強するのではなく、単純な自分の興味で勉強していく。

本人は苦痛に思ってないから、短時間でどんどん吸収していく。

 

学生時代に、対して勉強していないけど頭がいい天才タイプのクラスメイトがいたけど、

たぶんこんな感じで、ただただ知識欲が高い人だったんだろうなあ。

 

大人になると「誰も教えてくれないこと」で溢れかえる

本の中で紹介されていた「ゲノム編集」。実はずっと「遺伝子組み合え」の別の表現だと思っていた……。

似たような内容で、「羊のクローン生成に成功した」という話は知っていたけど、

もう映画『ガタカ』と同じようなことが出来る世界観にまで来てたのを知らなかった。

 

こうやって、大人の世界は「能動的に得ないと知らないこと」がめちゃめちゃ多い。

現代のような、ニュースサイトやSNSアルゴリズムによって自分が興味のある投稿しか出てこない世界で情報収集していたら、そら知らないよな……

そういう意味でも、自分の興味をガン無視したテレビも活用していく必要はあるのかもしれない。

 

ちなみに、作中ではSmartNewsを押していたが、私もスマニューヘビーユーザーだ。

ただ、スマニューもアルゴリズムを活用しているので、私がタップする記事に近い内容のものしか出さなくなってしまった。

興味のあるなし関係なく「これは知っておけ」っていうニュースを、使いやすいUIで出してくれるサービスないかしら。

 

そういう履修必須のテーマを取り扱ってくれる人をSNSでフォローしたり、Youtubeチャンネル登録したりするのがいいのかもねえ。