読書・映画記録

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【読書】一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100

一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100

著者:勝間和代

2023年3月29日発行

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学びまとめ

3つの蓄積があれば年を取るほど幸せになる

⇒知識・経験・お金

知識や経験が増えるほどストレスは減る

 

仕事は最高の脳トレである

早期リタイアすると認知機能低下のスピードが速まる

ボランティアではなく少額でも稼ぐことがカギになる

(お金を得るために頭を使わなくてはいけない)

 

80・90歳でできる仕事は何かを考える

在宅であれば高齢になっても続けられそう

VTuberなどの配信系など

成長分野で早めの種まきをしておく

 

安定を求めるのはリスク

変化スピードは速くなっているので、安定を求めるとどんどん時代遅れになっていく

変動しているものがリスクではなく、固定することがリスクになる

住宅ローン×:生活の変化に対応できなくなる

会社勤め×:固定化されてどんどんスキルが落ちる

 

リスクは管理できる範囲内に収めるという考え方

リスクゼロは存在しない。

銀行預金・会社勤めもリスクフリーではない

独立したほうが自分の裁量でコスパを考えながら稼げるのでリスクが少ない

 

不確実性を受け入れる能力

ネガティブ・ケイパビリティ:悩みや不安をいったん受け止め、その中でできることを探していく

白黒つけられないことがデフォルトだと考える

 

短時間労働で成果を上げるコツ

オーバースペックにしないこと

本当に必要なことだけをやって、足りなかったら後から付け足す

テクノロジーをどんどん活用すること

 

クライアントや市場に貢献しない仕事はしない

仕事の2/3は、根回し・不要な会議・不要な書類作成

クライアント・市場貢献する仕事は週12-15時間で済むと言われている

 

バケーションしながらワーク・ワーケーションする

仕事と遊びをどっちも楽しめる環境を作る

時々仕事をすることで、仕事に対するいいスパイスになる

都会で忙しく働いていると脳も体も衰える

(人間は緑豊かな自然に囲まれていないと心身に支障をきたす)

遊びながら仕事をすることで、休み明けの激務からも解放される

 

年を重ねるごとに市場価値が上がる仕事をする

今の労働人口の約半分がAIやロボットで代替できる時代になる

職人(年齢があがると有利になる外部評価)

俳優・タレント(年を取らないとできない役がある)

その人にしかできない技量があって属人性が高いこと

(若い人がやると価値がある仕事も避けた方がよい)

 

労働時間に比例しない収入を1円でも作る

Youtube、ブログ、コンテンツ収入、配当収入、本の印税など。

飽きているけど稼げる仕事:稼げないけどチャレンジングな仕事=7:3

 

熟達とチャレンジのバランスを上手く取る

自分の得意分野に特化してキャリアを積む

努力も苦労もしないでできること=得意なこと(ただし自分の強みとして認識しづらい)

向き不向きは経験して気づく

周囲が高く評価してくれること=自分の強み

天職は「好きなこと」「得意なこと」「市場の供給が足りてないこと」の重なっている仕事

好き・得意=続けるために必要な要素

市場供給=儲ける力、他にもやっている人がたくさんいる市場は儲からない

 

完璧主義になる理由は実力不足

自信がある分野においては完璧主義にはならない(対応できるから)

トラブルや失敗が起きることを認められていないと完璧主義になる

完璧主義=優先順位をつけるのが苦手、メリハリをつけるのが苦手

「起きた後で対処すればいい」と思う

 

成功する・しないの差は体力差

企業トップの人はほぼ全員体力がある(運動している)

老化を遅らせるには日常生活の質を上げること

特別なことをする必要はない。

睡眠、呼吸、運動、食事

 

食べすぎより動かなすぎの方がリスクが高い

座りっぱなし、運動しないことが健康寿命を縮める

大規模な運動をしなくてもこまめに動く(階段を使う、1駅分歩く、1時間すわりっぱなしだったら立つ、とか)

 

睡眠時間を絶対確保する

睡眠不足がパフォーマンスを下げ、老化を早める

しっかり寝ていると太らない

睡眠時間を加味したスケジューリングをする

 

健康だからこそ利他になれる

自分の健康を気遣ってあげられるのは自分だけ

健康でないと余裕が生まれず、他人にも優しくできない

 

すべての支出は投資である

プラスのリターンがないものにはお金を使わない

お酒・たばこはリターンが少ないので買わないという選択

安い日用品や食材を買うときからリターンを考える

 

過度な我慢は他人も傷つける

過度な我慢はストレスになり、他人にも強要・期待して傷つける

必要な我慢なのか?を考える

 

現状維持ばかりだと学習能力は低下する

同じことを繰り返していると維持ではなく低下につながる

物事の選択・判断で迷ったら学習機会を得るために新しい方を選ぶ

新しい道を選んで進む、食べたことないランチセットを頼む、いつもと違うメニューを頼む

1日の7-8割は上手にできるいつも通りのやり方、残りの2-3割は新しいことをする!

 

知的好奇心を持って成長する

新しいことをした結果失敗してもOK、やったことに意味がある

新たな発見を得なくてもいい

 

ベストは幻想、ベターを継続することが成功

失敗せずに一発でベストを手に入れることは不可能

細く長く続けること

 

想像力は暇な時ほどよく働く

寝る前の1-2時間をゴロゴロタイム(=インプットタイム)にする

週に1日は何もしない日を作る

したいことをリスト化して、暇になったらそれをやる

 

振り返り

これからやろうとすることの背中を押してくれた本

今の自分にとっては良本だった。

かなりボリュームはあったが、するすると読めてしまった。

これからやろうとしていることは間違ってなかったんだ!と自信が持てた本。

特に「安定は後退している」という内容はグサッと来た。

もう安定していることが褒められる時代ではないんだと再認識した。

 

今の30代は昔の10代

本の中で、『「実年齢-20歳」の意識で生活する』という内容があった。

人生80年から、人生100年にシフトした今、過去と20歳のラグが生まれるのだ。

私は今30代だけど、マイナス20歳したら10代…?笑

でも、今の30代なんてかなり自由でこれから先なんでもできる年齢だよなーと思うと、10代の意識でなんでも挑戦してみるっていうのはあっているかも。

20代なんかはもはや一桁代なんだけど、それもしっくりくる。

20代は、社会について何も分からず、とりあえず言われたことを一生懸命やるヒヨコ状態だったもん。

 

年齢を重ねるごとに市場価値が上がる仕事をやりたい

「若さが武器になる仕事はやらない」「年を取った方が価値があがる仕事に投資する」という内容、すごく納得した。

年齢って元に戻すことはできないから、若さにすがった生活はいつか破綻する。

今を楽しく生きることは必要だけど、未来にも投資しないとなと改めて思う。

うーん、何をやろうかなあ。

今から種をまきたい。

【読書】心に折り合いをつけてうまいことやる習慣

心に折り合いをつけてうまいことやる習慣

著者:中村恒子

 

学びまとめ

「お金のために働く」でいい

立派な志とか目標とかがなくてもいい、お金をもらうために働けばいい。

これは就活の時に知りたかった。就活の時、やりたいことが見つからずにかなり苦労したから。

まあ就活時は面接のためにある程度キャリアプランを考える必要があるけど、

それを「建前でいいんだ」と思えてたらどんなに楽だったか…。

 

逃げるもやめるも最後は自分が決める

人や環境を理由にしない。

行動するときの理由として「逃げたい」という後ろ向きな気持ちも必要だし否定しない。

転職する後輩に「後ろ向きな理由で転職すると後で後悔するよ」と伝えてきたのだけれど、

別にそんなこともなかったかもな、とこの本を読んで思った。

転職活動をするくらい「逃げたい」と思う原動力があるなら、転職したほうが良いと思う。

 

「幸せでなければならない」と思わない

義務に思うと欲が出て自分を苦しめる、人と比べてしまってつらくなる。

己を知り己にとってのほどほどを知り、適度に諦めていく。

諦める=明らかにする、自分の生き方をはっきりさせること。

「諦める」って言葉はあんまり好きではなかったけど、やらないと決めて前に進むという意味では、人生において必要な行動なのかも。

 

「自分がどうしたら快適に過ごせるか」にエネルギーを使う

人を変えることにエネルギーを使わない。

結局どこにいっても100%満足できる環境はない!

ここでもっと快適に過ごすにはどうしたらいいだろう?と考える。

これは真理。

ちょっと嫌になったらすぐ辞めたり次に行ったりする人は多いけど、結局どこに行っても嫌なことはある。

それに気づかないとずーっと何も続かなくなりそう。

 

仲良くなる人は「好き嫌い」で選べ

損得勘定で人間関係を作らない!

その日を生きていくことを考えると、自然と好きな人と一緒にいる。

確かに、「自分によって心地よい状態を維持する」ことを考えると、付き合う相手も「好き嫌い」で決めていいんだよなあ。

損得勘定を考えた関係=今を楽しんでなくて、未来に思考が向いている関係な気もする。

 

うまくいかないときは進む

「人生そういうもの」だと思って立ち止まらない。

日々の生活をたんたんとするといつの間にか谷を抜けている。

たまには休むのも大事だけど、上手くいかないからといって落ち込んでふさぎ込んだりするのは×。

 

夜に色々考えない

「今考えるべきこと」とそうでないことをしっかり区別して切り離す。

夜は気持ちを切り替えて寝る。

科学的にも、寝る前に不安ごとやネガティブなことを考えるのは睡眠の質的にもよくないらしい。

 

悲しいこと・ショックなことは時間が解決する

考えないようにするには暇を作らないこと。

人間関係を広めたり、知らなかった世界を見たりして刺激を与えていく。

元気でいられる貴重な時間を過去のために使ったらもったいない!

↑この言葉好きだなあ。

 

死に方を心配するな

死ぬときは自然の流れに任せる。孤独死であっても穏やかに死ねたらOK。

 

振り返り

90歳近い精神科医が書いた本だからこその説得力

よくある自分労わり系の本かな?と思って読んでみたが、意外と真似したい考え方がたくさんあった。

自分も戦争を経験しながら、精神病患者と関わって人間の心を専門としている人だからこその、ゆるい教え。

結構自分にとっては居心地のいい本でした。

 

とはいえですが、読んでみて、すべて「なるほど!実践しよう」と思ったわけではない。(どの本もそうだけど)

例えば、「頼まれやすい人になる」という教えがあったが、私はあまり賛同しなかった。

なんでも引き受けることで自分も親切にしてもらえる、という内容なんだが、ほどほどにしといた方がいいというのが私の考え。

誰の頼みでもホイホイ聞いていると、いいように使われる(特に他の人から親切にされない人使いの粗い人から好かれてしまう)という経験があるから。

著者は、ちゃんと親切を返してもらえる良い人たちに囲まれてたんだろうなあと思うと羨ましい。

 

かなり仕事ホリックな働き方をされてた方なんだなあ

読んでいて、かなりお仕事をされてきた方、いや正確には仕事に愛された方だったのかなと思う。

学びの最初にあったように、全員が仕事に使命感を持つ必要はないんだよね。

 

情熱を持っていたわけでもないが、こうやってずっと医師として人から必要とされて働き続けてこられたのは純粋に尊敬する。

エピソードが面白い

一人の人生の軌跡を追うのはとても面白い。

中村先生は戦争を経験しており、戦後に精神科医となっている。旦那さんとの結婚生活やご両親との同居生活はかなり苦労されていて、仕事も家庭もすごい人生だな……と思った。

仕事熱心・仕事大好き!、医者になるために生まれたんだ!というスタンスだったら、中村先生みたいにこんなに長く勤めてなかったんじゃないかなと推測(逆にね)。

達観しているというか、程よい力の抜き具合が「良い先生」の要素だったんじゃないかなあ。

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学びまとめ

あらゆる商品は必ず陳腐化する

⇒市場が衰退しているから経営が厳しい、は理由になってない

例)クリーニング業界の衰退

「衣料再生業」と広く捉え、衣料保管サービス・洋服お直し業者・手作り風製品販売など

例)コンビニ

「顧客にとってもっと便利な存在になる」ために変革を遂げている

市場調査は「好み」がわかるが、存在しない製品の「ウォンツ」はわからない

 

ターゲットを絞り込みすぎない

例)大戸屋の米国戦略

米国にいる日本人ではなく、米国人をターゲットにした。市場が大きいところを充てる

例)USJのポジション変更

「映画のテーマパーク」⇒「世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップ

※※これが難しいんだよなあ…広すぎると響かず、狭すぎると取りこぼす。

 

市場構造の本質はプレファラン

プレファランス=好み

「ビールといえば一番搾りかモルツ、たまにスーパードライ」だとすると、一番搾り・モルツ・スーパードライはエボークト・セット(選択肢、検討に入る商品)

プレファランスを決める要素

  1. ブランド・エクイティ
  2. 製品パフォーマンス
  3. 価格

ブランドエクイティはブランド資産。(ディズニーでいう「夢と魔法の国」)

製品Pは家電や薬などのパフォーマンスが大事なカテゴリでは重要。(味の違いが分かりにくい水の場合は、ブランドエクイティの方が重要)

価格は上げるとプレファランスは下がる。ブランド価値を上げた後に徐々に値上げすれば問題ない。

 

売上を決める7つの基本要素

  1. 認知率(広告量、店頭活動、認知ドライバー)
  2. 配下率(プレファランス、店頭状況、取引条件)
  3. 過去の購入率(のべトライアル率)(プレファランス、カテゴリ購入回数、配下率)
  4. エボークト・セットに入れる率(プレファランス、銘柄数、配下率)
  5. 1年間の購入率(カテゴリ購入回数、プレファランス、配荷率)
  6. 年の平均購入回数(カテゴリ購入回数、プレファランス、配荷率)
  7. 平均購入金額(サイズ選択肢・値段、サイズ好み、サイズ別配荷率)

 

新規事業では「探索」と「深化」が必要

探索…未知の新分野を探す

深化…既存事業の効率を追求して組織能力を活用する

深化の方が楽

 

イデアは既存知と既存知の組み合わせで生まれる

ゼロから考え出す必要はなく、すでにあるアイデアを組み合わせて新しいものが生まれる

すぐれたアイデアは、そのテーマに特化した特殊知識と、世の中様々な一般知識の組み合わせで生まれる

イデアが生まれたら一人で考え込まず、理解ある人々の批判を仰ぐこと

情報収集⇒考え抜く⇒いったん忘れる→ひらめく⇒共有する

この5段階プロセスでアイデアが生まれる。

 

日本らしい働き方の源となった人たち

「修行するように仕事をする」源流となった鈴木正三(しょうさん)

「顧客への誠実さが第一」と説いた石田梅岩

「トップは無欲であるべし」と説いた上杉鷹山

 

マーケティング3.0が生まれた理由

  1. 消費者が企業よりも賢くなったから ネットにたくさんの知識が転がっており、消費者の発信情報で売り上げが変わる
  2. 急速なグローバル化
  3. ニーズを満たすだけでは消費者は買わない

プラスして社会的な課題を解決する姿勢が必要(SDGs

強いブランドを作る方法

  • ブランド・セイリエンス(ブランドの特徴):「●●といえばこのブランド」
  • ブランド・パフォーマンス(性能機能)
  • ブランド・ジャッジメント(客観的な判定):受賞、no.1、ランクSなど
  • ブランド・イメージ(印象):どう思われてるか
  • ブランド・フィーリング(情緒的反応):「このブランドを使っている人は●●」
  • ブランド・レゾナンス(共鳴・共感):これがゴール=ロイヤルティ

ブランドは、顧客からどう思われるか・考えるかで決まる

強いブランドを作るには時間と労力がいる

ブランドは、顧客の理性と感情の両方に働きかけて相乗効果を生み出す

ブランドは消費者の心に深く刺さることで絆を生む

目指すのは、顧客の共鳴と共感

ブランド・パーソナリティ

ブランドに人間的個性を感じると、他ブランドとの違いが明確になり優位になる

例)無印商品

無印は寡黙・誠実で実質本位な職人

機能だけではなく、情緒的・自己表現的・社会的便益で差別化

ブランド。マネジメント(評判管理)項目

  1. お客様の知的子寄進を尊重しているか?
  2. お客様との約束を企業として責任をもって果たせるか?
  3. 従業員が楽しんで積極的にできるか?
  4. 気が利いてoriginalityがあり、心から信頼できるとお客様が受け取るか?

○が3つ以上なら、ブランド資産となるので活動実施OK。

サービスマーケティングの8P

  1. サービス・プロダクト(Product elements)
  2. 場所と時間(Place &time)
  3. 価格とその他のコスト(Price & other user outlays)
  4. プロモーションと教育(Promotion & education)
  5. サービス・プロセス(Process)
  6. 物理的環境(Physical service enviroment)
  7. 人(People)
  8. 生産性とサービス品質(Productivity & quality)

CX向上のために取り組むべきこと

  1. 顧客の事前期待を裏切らない
  2. 顧客がすぐ苦情を言えるようにする
  3. 顧客をさりげなく教育する
  4. 顧客の声を統合する

おもてなしとは

顧客にはロイヤルティ(忠誠心)なんてなく、約束されたものが手に入ればそれでOK

⇒従業員側は勘違いをしてしまう

顧客に手間をかけさせないことが大切

顧客努力はCESで測定可能(アンケートに答えてもらう)

顧客が求めるのは、期待したことが提供され、だめなら説明があること。毎回感動を与える必要はない

オグルヴィの語る「売る」広告の基本

  1. 広告は効能を語れ
  2. 商品を知りポジショニングし違いを際立たせる
  3. ブランドイメージを与え続け、繰り返す
  4. チームワークで決めるな 広告は少人数が頭を絞って考えるべき、関係者が多いと広告は失敗する
  5. 自画自賛よりもだれかの推薦

広告効果の4M

  1. なんで買うの?(モチベ)
  2. 何を伝えるの?(メッセージ・クリエイティブ) ⇒ABテスト(広告を見たグループ・見てないグループで結果に差が出るかを見る)
  3. どう伝えるの?(メディア配分)
  4. 儲かるの?(マキシマイゼーション)

流行が一気に広がるポイント

⇒ティッピング・ポイント

少数者の法則:流行には「コネクター」「メイヴン」「セールスマン」の3タイプの人物がかかわると広がる。

ネクター:色々な人とつながっている。このコネクターを介すと一気に広がる

メイヴン:物知り。イノベーター・アーリーアダプターに近い存在。

セールスマン:カリスマ性があり自然と売っている。説得が得意。

粘りの法則:メッセージに粘りがないといけない?

背景の力:「割れた窓理論」と同じ。時期と場所と時間の条件や状態ではやるかどうかが変わる

成功するアイデアの原則

  1. 単純明快
  2. 意外性
  3. 具体的
  4. 信頼性
  5. 感情に訴求
  6. 物語性

例)サブウェイのジャレドの物語

⇒ダイエットのためにサブウェイに通い続け110キロの減量に成功。

影響力ミックス

P(Prior)…その人が前から持つ好み・信念・経験

O(Other)…ほかの人々や情報サービス

M(Marketer)…マーケター

例)スマホを買うとき

【P】自分のスマホ経験【O】友達の意見【M】メーカーの言葉

カギになるのはOの依存度、以下の要因で決まる

  • 意思決定の重要性:高額商品はOに依存(日用品は依存しない)
  • 質の情報はどの程度必要か?:製品機能や品質の違いが大きいとOに依存
  • リスクと不確実性:製品に問題がある等のリスクがあるとOに依存
  • カテゴリの変化スピード:常に最新型が出るものはOに依存
  • 人前で使う商品か?:人前で使う商品はOに依存

PもOも重要でないとき、はじめてMが影響力を持つ。(日用品など)

Oに依存する世界では、Mは顧客の関心を生むことに専念すべき

SNSは本来Oとして利用すべきメディアなのにMとして使っていて時代遅れ

リアル店舗は体験を提供するメディアになる

ドン・キホーテでは「掘り出し物が見つかるかも」というわくわく感でドーパミンが出る

Amazonでは検索すればすぐに商品が見つかるのでドーパミンは出ない

スタッフはブランド・アンバサダーになる

サブスクリプションサービス

  • 顧客にどうしても使いたいと思わせる体験・利便性・お得感を提供する
  • 継続的に使ってもらうために顧客体験を高める
  • 収益化により継続できる

この2つがサブスク成功のカギ。

例)エレキギター老舗のフェンダー

定額利用のオンライン教育動画サービスを開発⇒ユーザーデータをもとに脱落率を下げる取り組みが可能に。

例)米国の航空会社サーフエアー

月20万定額で飛行機いつでも乗り放題。搭乗手続きも楽になった

人は、モノや人々を2分したがる

例)ヤッホーブルーイングのペルソナ設定

水曜日のネコ」についてかなり細かくペルソナ設定をしたことで現在も売り上げ好調

 

振り返り

ターゲット選定はいつも難しい

本書でも、「ターゲットを絞りすぎるな」「ターゲットを絞れ」の両方が書いてあった(気がする)。

これがむずいんよなあ。クライアントさんにもよく聞かれた。

ターゲットを絞らないと、メッセージが明確にならずに刺さらないし、

ターゲットを絞りすぎると、市場規模が少なくて上層部から突っ込みが来る。

いま私がやっている新規事業でもそうだ。

「あれも」「これも」「あの人も」「この人も」と欲張りになって、結局誰のためのサービスなのかよくわからなくなってしまう。

これって永遠の謎なんですか。

 

「ユーザーとのロイヤルティ」は幻想

これは真理だなあ…と思った。

企業は、ユーザーと強い絆で結ばれていると勘違いするが、消費者側からするとそんな忠誠心は一ミリもない。

なので、ちょっとでも値上げしたり品質下げたりしようものなら、速攻で離れるぞ。

ってことを企業側も理解すべきなのよねえ。

 

マーケティングの復習が出来たと思う

50冊を1冊にまとめているので、内容自体はひとつひとつは浅め。

ざっと目を通して、もっと理解を深めたいところだけしっかり別本を読んで学ぶという進め方が良いと思う。

言葉が分かってるだけでもググりやすいし、新人マーケターは一回ドカンとインプットしてもいいかもね。

【読書】あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。

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著者:ひすいこたろう

2015年11月19日発行

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学びまとめ

傷があるほど味が出る

大事なモノに傷がついた、自分が傷ついた…

→この傷こそ自分らしさだと思う

スティーブ・ジョブズのエピソード

インタビュアーがipodにカバーを付けている様子を見てがっかりする

「傷こそがキミだけのものになった証じゃないか。傷こそ美しいのに」

 

×面白くない現実 ○面白くない視点

千原ジュニアさんの言葉

「お笑い芸人の周りで面白いことが起きてるんじゃない。」

→事実を面白くするのは人である。要は捉え方次第。

 

誕生日は母を祝う日

自分の誕生日に誰からも祝われないことを嘆くのではなく、自分が親に感謝する日。

他人に期待せず、自分が行動すればよい

 

モノを壊す・割るときは「身代わりになってくれた」

最初は落ち込むけど、自分の身代わりになってくれたんだと解釈して感謝する

 

「良い天気」の定義はない

雨の日は憂鬱になりがちだが、農家の人は雨を喜んでいる。

神社に行ったときに雨が降るのは、とてもよい前兆らしい。

 

ネガティブな感情になった時のSTEP

  1. 嫌な感情が体のどこにあるのか感じる
  2. その感情に名前を付ける
  3. その感情を否定せず寄り添ってあげる
  4. その感情の言い分を聞いてあげる

ネガティブになった時、決して自分を責めない。

自分とは違う何か別のものであると考える(自分と切り分ける)のが大事。

 

「空腹は最高のスパイス」

お腹が空いてイライラしたら、空腹は最高のスパイスだと思う。

空腹=幸福!

 

ダイエットは、成功後の楽しい未来を想像する

ダイエットが上手くいかない人は、ご褒美が足りない。

痩せたら何をしたいか想像して嬉しい未来を想像すると、ワクワクしてダイエットが続く。

 

「ハプニング」と「ハッピー」は語源が一緒

 

方向音痴で遠回りしちゃう→思い出が増える

いっぱい歩けて健康的だし、知らない景色を見れる。

 

思い通りにならないから人生は楽しい

人生って思い通りにいかないもんだから、そんなことで悩むな。

赤毛のアン』であるセリフ

「人生は思い通りにならないものだけど、思い通りにならないとは素敵なことだわ。思いもよらないことが起きるからよ」

 

仕事で心から笑う

仕事で成果が出ない・上手くいかないのは、心から笑っていないから。

仕事を心から楽しむ気持ちが必要。

 

やってみなきゃわからんことだけが楽しい

最初から結果が分かっていることをやるのはつまらない。

やり方が分からないからやらない、ではなく、

やり方が分からないからとりあえずやってみる。

 

人と人は分かり合えない

脳科学的に、男性と女性の性格は平均20%程度しか重なる部分がないようにできているらしい。

分かり合えること自体が奇跡。

 

嫌な感情は自分の思い込みを見つけるチャンス

なぜこの感情が生まれたのか?をたどると、自分の価値観・思い込みが分かる。

起きた事象に勝手に意味づけをして嫌な感情を生むのは自分自身。

嫌な感情が起きたとき、そこに良い・悪いの判断を挟まないこと。

 

ご機嫌に生きるだけで世界に貢献している

不機嫌は連鎖する。

ゲーテの言葉「人間の最大の罪は不機嫌である」

 

「流れ星に願い事をすると叶う」の本当の意味

流れ星は一瞬で消えてしまうので、そのスピードで願い事を言えるくらい、常に夢のことを考えていることが大事、ということ。

 

未来は考えるものではなく決めるもの

未来を想像して悩む必要はない、自分でどうありたいか決めればよい

 

振り返り

自分に必要なあたり本だった……

私、月5冊の読書をノルマ化してたんですが、早くも2月にして未達の空気があったので、

やべーと思ってAmazonたまたま借りた本だったのに。

すごくタイムリーに、今日自分がやらかしたことでひどく落ち込んでたんです。

こういうピッタリな本を引いちゃうあたり、さすがだな私(本にならってポジティブ)

 

愛用していたイヤホンをなくした

さて、私が何に落ち込んでいたかというと、愛用していたソニーのイヤホンをなくしてしまったんです。

思い当たる場所に電話して聞いてみても、落とし物として届いていない…

これはもう戻ってこないなーと思い、ひどく落ち込んでました。

 

落ち込みやすいので、「こういう時、どういう風に考えたらいいんだろう?」とヤフー知恵袋を漁ったところ、

『モノが無くなるのは、自分の身代わりになってくれたと考えると良い』

とのこと。なるほど。

そう考えると、無くした日に本当は私が大事故にあう可能性があったのかもしれない。

ありがとうソニー

本当は、明日イヤホン使いたかったんだけど間に合わないので、とりあえず新しいやつを買います。

 

要は「どう受け止めるか」

落ち込んでるときって、いとも簡単に色々な事実を悪い方に考えることが出来る。

特に自分は「悪い方に解釈する」ことが得意みたい。

癖になっちゃってる。

 

悪い方に解釈しても、何も良いことないってわかってるんですけどね。

なかなか、ポジティブに考えることは難しい。

 

この本では「ポジティブにならなくていい」と。

 

明日、すごく嫌なイベントがあるから憂鬱で自暴自棄になってしまっているんだけど、

この嫌な気持ちがどこから来るのか?何を伝えようとしているのか?を自分と会話してみたいと思う。

【読書】週刊東洋経済2/24特大号 もうけの仕組み

週刊東洋経済2/24特大号 もうけの仕組み

2024年2月19日発行

 

先日読んだ「39歳からのシン教養」を実践しようと思い、

キーワード拾うためにザザッと流し読み。

 

book-record.hatenablog.jp

 

学びまとめ

取引関係を9つのモデルで表現

企業は、もうけの源泉(単体の力・引き合わせる力・組み合わせる力)×もうけの獲得方法(価値連鎖・リカーリング三者間市場)の9segに分けられる。

  1. 製造販売モデル(単体の力×価値連鎖):製造業、建設業、農業、サービス業
  2. 流通小売りモデル(引き合わせる力×価値連鎖):書店、百貨店、コンビニ、商社
  3. 合算モデル(組み合わせる力×価値連鎖):居酒屋、ドラッグストア、スーパー
  4. 継続モデル(単体の力×リカーリング):新聞、SaaS、保険、インフラ
  5. フリーミアムモデル(引き合わせる力×リカーリング):ゲーム、配信サービス
  6. 設置ベースモデル(組み合わせる力×リカーリング):プリンター、医療機器、システム開発
  7. 広告モデル(単体の力×三者間市場):テレビ、グーグル、フリーペーパー
  8. マッチングモデル(引き合わせる力×三者間市場):人材紹介、予約サイト、婚活サイト、証券、不動産
  9. 補完材プラットフォームモデル(組み合わせる力×三者間市場):ゲーム機とソフト、Apple store、パソコン(OS)

これら単体で勝負する企業もあるが、大切なのは組み合わせ。

例えば「@コスメ」を運営する「アイスタイル」は、2と7のモデルを組み合わせて儲けている。

2:@コスメショッピング、Cosme Store(店舗)でコスメを流通販売

7:口コミサイト「@コスメ」や「Cosme Store」での広告・販促事業

※この二つのモデルを組みあわせている該当企業は、今のところアイスタイルのみ。

 

強いのは「補完財プラットフォームモデル」

本書によると、営業利益・営業ROIともに高いのは9つめの「補完財プラットフォームモデル」。

例:

  • ハードゲーム機・ゲームソフト
  • OS・アプリ

ハードゲーム機・ゲームソフトを例にとると、

ハードが売れるとソフトが売れるのでゲームソフトメーカーは嬉しい

ソフトのプレイヤーが増えると消費者もハードメーカーも嬉しい

…という感じ。すごくいいチームって感じですね。

 

製造販売モデルの中でも強い「ヤクルト」

ヤクルトは「ヤクルトレディ」と呼ばれる販売員による宅配チャネルがある。

スーパーなどの流通チャネルと宅配チャネルは売り上げが5:5。

自宅まで行くヤクルトレディが、高齢者の生存確認の役割も担っていると、なんかのニュースで見た気がする。

独身高齢者が増える未来、こういった訪問サービスは需要が伸びるのかなあ。

 

流通小売りモデルで異彩を放つ「クラダシ」

クラダシは、食品メーカーから出る廃棄予定品を消費者に安価に卸すサービスを行っている。

kuradashi.jp

食品メーカーも廃棄が減って助かり、消費者も安価に商品を購入できる。

さらにフードロスを減らすことが出来て地球にも優しい。

 

先ほど紹介した「補完材プラットフォームモデル」もそうだが、自社だけが嬉しい・儲かるシステムよりも、双方にメリットがあるサービスの方が持続性があるのだろうか。

 

ドラッグストアで食品を売る理由

ドラッグストアにおける食品は、実は儲けが少ない。

集客の目玉として利益率の低い食品を敢えて置き、利益率の高い衣料品や化粧品を「ついで買い」してもらうのが目的。

 

この間、洗剤を買うために近くの薬局に寄ったとき、食品の安さに驚いた。

卵や納豆がスーパーより安くて、今度はこっちで買おうかな…と思ってたのですが、

確かに……ついでに化粧品とか日用品を買いたくなってしまう……!!

結果、そこまで節約になっていないというワナ。

 

ホテルがブライダルをやるのはLTVのため

3合算モデルであるホテル業界は、宿泊の粗利率が高く、宴会やレストランは粗利が低い。

特に婚礼は様々な付帯サービスの手配のせいで利益率は低いらしい。

じゃあなぜ婚礼サービスをやるかというと、「生涯顧客獲得」のため。

 

私もかなりの数の挙式場を見学した中で、「雅叙園」と「八芳園」は、結婚後の利用もかなり押してくる営業スタイルだった。

(和装希望だったので、チャペルと比較できなくて残念)

例えば、なんらかの記念日に宿泊してくれたりすれば儲けものだということ。

 

設置ベースモデルも徐々に形を変えている

キヤノン事務機の売上比率が下がり、医療機器や商業産業印刷の割合が増加。

リコーも事務機の売上比率が半分くらいに減り、デジタルサービスが伸びている。

富士フイルムは、医療機器・医薬品の伸びが大きい。

紙→デジタルに変わり、複合機やプリンターの需要が変わったため、各社変革を迎えている様子。

 

GAFAMは稼ぎ方が違う

アップルは、スマホなどのハード事業の売上がメイン

マイクロソフトは、クラウドが右肩上がり

Googleは、グーグル検索による広告収入

メタは、SNS広告一本

Amazonは、オンラインストアがメインだが、徐々にクラウド・広告へシフト

 

以上、振り返りは無し!

【読書】39歳からのシン教養

39歳からのシン教養

著者:成毛 眞 

2022年6月20日発行

https://amzn.asia/d/aZky1Y9

 

学びまとめ

ググるという学び方

今、教養を身に着けようと思ったら、授業やセミナー参加ではなくネットの方がはるかに効率が良い

ググる力が無いとこの先やってけないとも言う

 

Wikipedia超優秀説

だいたいのことはWikiに書いてある!

昔はWikiの信ぴょう性に批判の声もあったが、今のWikiは出典もちゃんと載せてあり、かなり優秀。

論文ではなく自身の知識として身に着けるなら十分な媒体である。

(そういえば、私も大学の卒論を書くときに「Wiki禁止令」出てたなあ)

 

答えのないものはググるメリットがない。

 

テレビ×Wikiで深く学ぶ

テレビで気になるキーワードを拾い、Wikiでググって理解を深める。

テレビ=NHK教養テレビ、BSプレミアム・総合テレビの教養番組がよい

「なんだろう?」と思ったキーワードをメモして、ネットで調べる。

 

SmartNewsでタイトル流し見

トップニュースのタイトルだけ見てニュースを理解する。

(スマニューはAIで機械的にニュースを提示しており、人の編集が入っていない)

ニュースの中で気になったものをググる

 

データ・ファクトがすべて

ライターによる主観や感情が入っている記事は読まない。

裏付けや調査がしっかりされている推しライターを見つけるとスムーズ。

 

Youtubeを最大活用する

海外現地にいるYoutuberの動画の方が、新聞よりも生々しく情報量が多い。

また英会話などを学ぶ時も、生きた英語を使っているYoutube動画を見た方が良い。

 

難しいテーマは画像で学ぶ

テキストで説明されても良くわからないことは、画像検索して画像で理解する。

※特に理系テーマ

 

目的逆算思考

「○○に旅行に行くから、その土地の歴史を調べる」

「落語や歌舞伎を見る前に、古典芸能についてググる

など。

目的がある=興味があることなので頭に入りやすい(と思う)

 

情報は月1でアップデートが必要

情報は常にアップデートされ、今自分の頭の中にある知識はどんどん古くなる

月1で同じキーワードを再度ググってアップデートする

 

海外記事はGoogle翻訳をフル活用

日本語の海外記事だと得られない情報も多い

Google翻訳でざっと全体を見て、見るべき情報か判断

→表現が分かりにくいところは原文に触れる

 

振り返り

地頭のいい人ってこういう人を言う

「成績がいい人」ではなく、「地頭がいい人」って、こうやって学ぶんだよなあ~~と思いながら読んでいました。

言われて勉強するのではなく、単純な自分の興味で勉強していく。

本人は苦痛に思ってないから、短時間でどんどん吸収していく。

 

学生時代に、対して勉強していないけど頭がいい天才タイプのクラスメイトがいたけど、

たぶんこんな感じで、ただただ知識欲が高い人だったんだろうなあ。

 

大人になると「誰も教えてくれないこと」で溢れかえる

本の中で紹介されていた「ゲノム編集」。実はずっと「遺伝子組み合え」の別の表現だと思っていた……。

似たような内容で、「羊のクローン生成に成功した」という話は知っていたけど、

もう映画『ガタカ』と同じようなことが出来る世界観にまで来てたのを知らなかった。

 

こうやって、大人の世界は「能動的に得ないと知らないこと」がめちゃめちゃ多い。

現代のような、ニュースサイトやSNSアルゴリズムによって自分が興味のある投稿しか出てこない世界で情報収集していたら、そら知らないよな……

そういう意味でも、自分の興味をガン無視したテレビも活用していく必要はあるのかもしれない。

 

ちなみに、作中ではSmartNewsを押していたが、私もスマニューヘビーユーザーだ。

ただ、スマニューもアルゴリズムを活用しているので、私がタップする記事に近い内容のものしか出さなくなってしまった。

興味のあるなし関係なく「これは知っておけ」っていうニュースを、使いやすいUIで出してくれるサービスないかしら。

 

そういう履修必須のテーマを取り扱ってくれる人をSNSでフォローしたり、Youtubeチャンネル登録したりするのがいいのかもねえ。

【映画】ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード

 

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00MHG210C/ref=atv_dp_share_cu_r

 

ネタバレ無しあらすじ

ルーブル美術館で起こった殺人事件の謎を解いていくストーリー。

主人公であるラングドン教授が、被害者ソニエールの孫であるソフィーとともに、暗号を解読して真実にたどり着く。

事件の真相に近付くにつれて、ダ・ヴィンチの作品の謎やキリスト教の真実も明らかになっていく。

 

ネタバレ注意感想

これ宗教的に上映大丈夫なんか

見終わって、まず最初に思ったのがコレ。

キリスト教の根本を覆しちゃうような、そんなストーリー。

気になって調べてみたら、実際に上映禁止になっている国があるみたい。

 

また、作中内のキリスト教に関する考察は、事実とフィクションがいい感じに織り交ざっているらしい。

あくまで考察の域は出ない、でもそうかもしれない、というところが、変にリアル感があってとてもよかった。

無宗教の日本人だから、結構楽しんで見れたかも。

 

宗教って面白い

この作品を見る前から、宗教ってすごく面白いなと思っていました。

いや、「面白い」と表現してしまうとちょっと語弊がありますが…

 

やっぱり、人間って何か心から信じられるよりどころが無いと行けていけない、ある意味とても弱い生き物なんだなあと感じます。

頭が良すぎて、「恐怖」や「不安」を感じてしまうからなのかなあ。

歴史を見ると、宗教によって起きた戦争は多いし。

 

冷静に考えてみると、宗教で語られているストーリーは非現実的なことが多くて、作り話だって思うはずなのに、それを信じる心理はどういう感じなんだろうか。

事実かどうかとかはあんまり関係ないのかもしれないですね。

 

特に、ダヴィンチコードでも語られているキリスト教は、こんなにも多くの人を魅了する何か不思議な力があるのかもしれん。