あなたはあなたが使っている言葉でできている
著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ
2018年10月30日発行
学びまとめ
人は常に自分と会話している
自分にどんな言葉をかけるかで人生が変わる
セルフトークをアサーティブ(主張型)に変える
×「~する予定」「~したい」
○「~する」「自分は~だ」
人間は思考ではなく行動で決まる
×思考が行動を変える
○行動が思考を変える
気分じゃなかろうがとにかくやる人が成功する。
思考と自分を切り離して、ネガティブになっても行動をすること
「期待」が暗い気持ちを作る
人は期待と現実のギャップで落ち込む。現実ではなく期待の方に問題がある。
予想がつかない事実を受け入れて現状と向き合う。
プランに100%沿おうとしない。
自分が期待する人生ではなく、今の人生を愛す。
人生に完璧な気分・状態なんてない
「不安が無くなったら行動しよう」「完璧に準備できたら動こう」は一生動かない。
自分の内面を成長させたいなら外に出ろ!
死ぬ前に後悔することは「挑戦しなかったこと」
羨ましいと思う人生を歩んでいる人と自分との違いは「やったかどうか」だけ。
自由になるために「今やっていることをやめる」
問題の原因や、今の状況を招いた習慣を本気で止める。
自由になるために「前へ進むのに必要な行動を取る」
思考を変えるのではなく行動してしまう。
振り返り
よくある自己啓発本
この本はKindleで2023年に積読していた本だったのですが、もっと早く読んで早く返却して本棚空ければよかった~~~~と思う。
それくらい、世に出ているよくある自己啓発本と中身が一緒。
こういうところあるから、気になったら速攻で読んだ方が良いんだよなあ。
日ごろから自己啓発本を読んでいる人からすると、特に真新しい情報はなく、
どちらかというと「キレイ寄り」な内容だから、現実味がない。
「わかっちゃいますけどねえ」という内容に終始してた気がする。
- ポジティブに考えろ
- まず行動しろ
- 変化を楽しめ
分かっちゃいるけど一番難しいことをキレイに書いた本でした。
どこかの章で、
「この本では、よくある「ポジティブシンキングをしろ」という単純な話をしているのではない」
って書いてあった気がしたんだけど、最後まで読んでみた結果、やっぱりポジティブシンキングしろっていう主張だったな。
普段、そこまで自己啓発本を読んでいない人には良いかも。
「期待に問題がある」
人が落ち込むのは期待と現実のギャップがあるから。
みんな現実の方に目を向けがちだけど、期待の方にこそ問題がある。
という内容は納得できる。
ただ一方で「目標を立てろ」っていう自己啓発もあるわけで。
目標を立てる行動自体は、「まず行動しろ」っていうこの本の中の主張とも合っているし。
でも目標を立ててしまうと無意識に期待が生まれてしまい、そのギャップに苦しむと。
変化を楽しむんだ!って書いてあったけど、
そんな高等技術が簡単にできていたらこんな本は読んでいないわけで。
難しいですね。
期待しないで行動に移すことが現実的にできるんだろうか。